木の棒を投げて、木の棒を倒し、点数を競うスポーツです
モルックは1996年にLahden Paikka社(以前の社名はTuoterengas)によって、カレリア地方発祥の数百年の歴史を持つ投擲競技キイッカを元に考案され、
キイッカほど肉体的な強さを必要とせず、年齢や性別問わず誰でも簡単にできるスポーツです。プレイヤーは木製の棒「モルック棒」を、投擲場所「モルッカーリ」の内側から3.5m(3–4m)離れた位置にある、1から12までの数字が印された木製のピン「スキットル」を倒し50点丁度を目指します。但し、複数本倒れた場合は、倒れた点数が得点で、1本倒した場合は、スキットルに記された数字が得点になります。50点を超えてしまうと、点数は25点に戻ります。3回連続でスキットルに当たらなければ失格となります。最初に点数が50点ちょうどになったプレイヤーが勝者となります。2011年に日本モルック協会が設立され、日本大会は2014年から毎年開催されています。
当初は100名未満の競技人口でしたが、2019年12月にお笑い芸人のさらば青春の光森田哲矢さんがテレビで紹介したことをきっかけに競技人口が爆発的に増加しました。
また2021年6月には、森田哲矢さんと舞台俳優の植田圭輔さんがJMA公式アンバサダーに就任しています。